オカリナ・アンサンブル「ザ・グース」第１回演奏会は1997年5月20日、東京の日暮里サニーホール・コンサートサロンで行われました。（盛況のため追加公演も同年8月7日に行うことができました。）
出演：及川茂、早崎靖典、松浦孝成、国枝俊太郎、細岡ゆき、斎藤綾子

当日は、ホールに入り切れないほどのお客様においで頂きました。また、関係者の方々にも多くいらして頂き、大成功のうちに終了することが出来ました。この場にて改めて御礼を申し上げたいと思います。

今まで、日本においてオカリナは独奏楽器としてのイメージしかありませんでしたが、オカリナの発祥地イタリアはもちろんのこと、ヨーロッパ各地、アメリカ等海外では合奏が盛んに行われております。日本においても、ここ数年オカリナが急速に浸透しており、アマチュアの方々が合奏を楽しむようになってまいりました。そのような中、プロの合奏団体として先陣を切る形で私共がデビューできたこと嬉しく思います。

国内におけるオカリナの普及は優れた楽器制作者の出現によるところが多く、幸いなことに私共もカンターレに出会うことが出来、デビューコンサート、さらには追加公演をも開かせていただくこととなりました。また、メナグリオはイタリアの伝統的な響きももっており、特にコントラバスは豊かな低音が魅力の楽器です。この他にも国内を中心に優れた製作者が多く私たちのオカリナライフを豊かなものにしてくれます。

第１回演奏会ではハープに斎藤綾子を迎え、クラシックから世界のメロディーまでの幅広いプログラムも組みました。オカリナの絶妙なアンサンブルとハープを加えた幻想的な響きを、お楽しみいただくことが出来ました。