朗読と音楽による
宮澤賢治の世界

日時2000年9月17日(日) 15:30開場 16:00開演
会場レストラン・ラッキーバード(埼玉県上尾市)
主催レストラン・ラッキーバード

《構成・演出・音楽:及川 茂》

朗読 谷口秀子 / 音楽 及川 茂


第一部

「春と修羅」抜粋
(音楽:及川 茂)
屈折率 (音楽:及川 茂)
くらかけの雪 (音楽:及川 茂)
春と修羅 (音楽:及川 茂)
高原 (音楽:及川 茂)
原体剣舞連 (作曲:宮澤賢治 編曲:及川 茂)

童話「なめとこ山の熊」 (音楽:及川 茂)


第二部

文語詩稿抜粋
岩手公園 (音楽:及川 茂)
ポランの広場 (作曲:Ch.H.ガブリエル 編曲:及川 茂)
五輪峠 (音楽:及川 茂)
種山ヶ原 (作曲:A.ドヴォルザーク 編曲:及川 茂)
早池峯山嶺 (音楽:及川 茂)

童話「どんぐりと山猫」 (音楽:及川 茂)


■出演者プロフィール

朗読 谷口秀子
花巻出身。花巻高校を経て、昭和女子大学日本文学科卒業。 クリスチャンであり、内村鑑三の弟子であった小学校教諭の祖父・照井真臣乳氏は、花城小学校5年生のとき賢治を教え、父・謹二朗氏は稗貫農学校で賢治に教わる。 高村光太郎が命名し、父が主宰する花巻賢治の会で、母・登久子氏が脚色、演出した賢治作品(風の又三郎、雁の童子、土神と狐、カイロ団長、他)の童話劇に出演。 在学中、仏文学者・内藤濯氏に詩の朗読を学び、舞台芸術院に学ぶ。 昭和56年(1981)〜平成4年まで、月1回・計39回にわたり賢治の詩約120編を方言で朗読。 昭和63年明治学院教授・天沢退二郎氏が講師を努めたNHK教育TV「宮沢賢治の世界」(12週連続)に方言朗読で数回出演。 <Group 146>では、熊井宏之氏、渡辺晃三氏、構成・演出の公演に出演。 現在、方言指導、年2回“銀河の彼方へのメッセージ”と題して賢治の詩の朗読、童話の語りの公演を行う。 1999年イーハトーヴ賞奨励賞受賞。

音楽 及川 茂
江刺市出身。リコーダーと演奏法及びツィンクを上杉紅童、宇田川貞夫、ジャン=ピエール・カニアクの各氏に師事。 ツィンクと演奏法をブルース・ディッキー、ウィリアム・ドンゴワ、ヴィム・ベクーの各氏にレッスンを受ける。 1980年、81年、82年全日本リコーダーコンクール独奏部門に連続入賞。 ザ・バロックバンド、プロムジクス神奈川、東京古楽集団、アントロネット等第一級の古楽演奏団体に客演する。 1994年よりイーハトーヴ・リコーダー合奏団を結成して賢治音楽の紹介に努めている。 1995年9月岩手県江刺市にて宮澤賢治音楽作品の全曲初演演奏会を行う。 埼玉県の上尾、大宮、川口でリコーダーとオカリナの指導をする傍ら多くの演奏会で各種の古楽器、民族楽器の演奏家として活動する。


詩や物語の間奏、BGMにオカリナ、リコーダー、フルート、クルムホルンなどを演奏。「器楽用カラオケ」を使用(コンサート用に作曲、編曲)。